「SOUNDPEATS Clip1」という耳をふさがないイヤーカフイヤホン
「イヤホンを長時間つけていると耳の穴が蒸れてかゆくなる」
「ウォーキングやランニング中にも外の音が聞こえるようにしたい」
「普通のイヤホンだとポロポロ落ちて困る」
「アクセサリー感覚でイヤホンを付けたい」
そんな「イヤホンあるある」で悩んでいる人は、イヤーカフイヤホンを手に入れましょう!
どうも、イヤーカフイヤホンをこよなく愛する私です。(笑)
今回は「SOUNDPEATS Clip1」を使ってみました。
ちなみにイヤーカフイヤホンは3個目です。
「SOUNDPEATS Clip1」は、LDAC対応でハイレゾ、Dolby Audioの立体音響、独自のDynamicEQ Proによる重低音…。1万円以下なのに、ありがたい性能の仕上がりです。
このブログでは実際に「SOUNDPEATS Clip1」を使って感じたことをもとに、装着感・音質・機能・コスパをレビューしていきます。
購入を迷っている人のために、良い点も気になる点もお伝えします。
SOUNDPEATS(サウンドピーツ)は、リーズナブルな価格で高コスパのイヤホンを展開するブランドとして、国内外で高い評価を得ています。そのSOUNDPEATSが2025年8月にリリースしたのが、イヤーカフ型の上位モデル「Clip1」。発売直後にVGP2025 SUMMER 金賞&コスパ大賞のW受賞という快挙を達成し、注目度が上がりました。
ちなみにVGP(ビジュアルグランプリ)とは、国内で権威あるオーディオ・映像機器のアワードです。金賞+コスパ大賞の同時受賞は、音質と価格バランスの両面で「このジャンルのベスト」と評価された証。口コミだけで盛り上がっているのとは、少し意味合いが違います。

「SOUNDPEATS Clip1」 製品スペック一覧

| 項目 | スペック詳細 |
|---|---|
| ドライバー | 12mm デュアル磁気ダイナミックドライバー |
| 対応コーデック | AAC / SBC / LDAC |
| 連続再生時間 | イヤホン単体:約8時間(LDAC使用時:約4時間) 充電ケース併用:約40時間 |
| 急速充電 | 10分充電 → 約2時間再生 |
| サウンド技術 | Dolby Audio / ハイレゾ |
| マルチポイント接続 | 対応(2台同時) |
| ゲームモード | 低遅延モード搭載 |
| その他機能 | 左右自動識別「AutoSense™」 / DynamicEQ Pro / 全面タッチセンサー / 装着検知(着脱で自動再生・停止) / 音漏れ防止設計 / 風切り音低減「AeroVoice™」 / 0.6mmの超薄型ニッケルチタン合金「N-Flex Arch™」構造 |
| 専用アプリ | PeatsAudio(iOS / Android対応) |
| 防水性能 | IPX5 |
| Bluetoothバージョン | Ver. 5.4 |
| 重量 | 片耳:約5g / ケース込み:約55.5g |
| カラー | ダークグレー / チタンブラック / ベージュ |
| 発売日 | 2025年8月25日 |
| 参考価格(公式サイト) | 9,980円(税込) |

「SOUNDPEATS Clip1」のデザインと装着感
開封とデザイン
まずはパッケージ開封から。
外箱のロゴ、イヤホン、製品名は輝きます。


今回購入した「SOUNDPEATS Clip1」のダークグレーはシックなデザインで、主張が強すぎずアクセサリー感覚でも使えます。
正面から見ると小さなイヤーカフ(イヤリング)をつけているような雰囲気で、外でも「イヤホンをつけてる人」に見えにくいです。人によっては、地味に大事なポイント。



アーチ(ブリッジ)部分には、0.6mmのニッケルチタン形状記憶合金というものが使われていて、2万回のねじれテストに合格しています。
耳の形に合わせてゆるやかにフィットする柔軟さも◎。

充電ケースは丸みを帯びていて、カッコよさと可愛さを兼ね備えています。
裏側にはType-Cの充電ポートとボタン(充電残量確認、ペアリング)があります。






装着感について
イヤーカフ型は「耳を挟む」という構造上、痛くなりやすいのでは?と思っている人もいるはず。
実際のところ、片耳約5gという軽さのおかげで、挟まれている感覚はそこまでありません。
ただ、耳の形や大きさで個人差があると思います。

実際に3時間ほどつけっぱなしでパソコン作業をしながら使ってみましたが、痛みや疲れはほぼなし。
あとは普段、ルームランナー(ランニングマシン)で6.5~7km/hに設定して走っていますが、特に大きなズレはなかったです。

勉強をしながら、家事をしながら、筋トレをしながらの数時間つけっぱなしでも大丈夫そう。
「SOUNDPEATS Clip1」の音質レビュー
最初のデフォルト設定での音は「これまで使っていた無名のイヤーカフイヤホンよりはいい」という感じでした。
低音が少し控えめで、オープンイヤーイヤホンの弱点のやや軽めのサウンド。
しかし、ここで満足してしまうのはもったいないですよ。
DynamicEQ Proをオンにすると音が変わる
PeatsAudioアプリでDynamicEQ Proをオンにすると、音の印象が様変わりします。音に深みが出るというか、重みのある低音が出る感じ。
ベースの低音がしっかり広がる感覚は、私が持っていたイヤーカフイヤホンでは体験したことのない独特のサウンドでした。

音の傾向をざっくり言うと、中域のクリアさが光るバランス型。中域から高域にかけてのクリアさが際立ちます。
ボーカルやアコースティック楽器が心地よく聴こえる音で、長時間のながら聴きでも疲れにくいです。
臨場感が出るDolby Audio
PeatsAudioアプリからDolby Audioをオンにすることで、通常のステレオ音源を立体的な広がりのあるサウンドに変換します。
映画や音楽ライブの映像を観るときに、没入感がかなり上がります。

LDACという選択
LDAC(エルダック)は、ソニーが開発したBluetooth用の高音質コーデック技術。
AndroidスマートフォンでLDAC接続した場合、音の解像感が一段上がります。
ただし連続再生時間が約8時間→約4時間に半減するため、バッテリーと音質のどっちを取るかは使い方次第。
iPhoneユーザーはAAC接続になりますが、DynamicEQ Proとの組み合わせでも十分な音のクオリティが出ます。
「プリセットイコライザー」と「カスタムイコライザー」と「アダプティブイコライザー」
PeatsAudioアプリで設定できるイコライザー機能には、「プリセットイコライザー」、「カスタムイコライザー」、「アダプティブイコライザー」の3種類があります。



「プリセットイコライザー」は、音楽ジャンルなどに合わせたイコライザー設定の中から選べます。
「カスタムイコライザー」は、自分で低音域から高音域の音質調整ができます。
「アダプティブイコライザー」は、おもしろい機能です。
実際に音(周波数)の聴覚テストを行って、自動で自分に合ったイコライザー調整してくれる優れもの。一度お試しあれ。
PeatsAudioアプリでできること
以下は、PeatsAudioアプリで主に設定・確認できることです。
- バッテリー残量の確認(左右イヤホンと充電ケース個別)
- イコライザー設定(プリセット+カスタム+アダプティブ)
- Dolby Audio のオン/オフ
- DynamicEQ Pro のオン/オフ
- LDAC のオン/オフ
- マルチポイント接続の設定
- 低遅延モード(ゲームモード)の切替
- タッチ操作のカスタマイズ&無効化
- ファームウェアアップデート
- 音声ガイダンスの言語設定


「SOUNDPEATS Clip1」の注目機能
AutoSense™ 左右自動識別テクノロジー

イヤーカフイヤホンにありがちなのが「どっちが左でどっちが右」問題。デザインが似ているため、わりと間違えがちです。
「SOUNDPEATS Clip1」はSOUNDPEATS独自のAutoSense™技術により、耳に装着した瞬間に左右を自動判定し、音声チャンネルを適切に割り当てます。なにも考えずに耳に挟むだけでOK。
たったそれだけですが、毎日使うものだからこそ、ありがたい快適さです。
装着検出機能
イヤホンを外すと音楽が自動停止、装着すると再生再開。
「SOUNDPEATS Clip1」はSOUNDPEATSのイヤーカフ型として初めてこの機能に対応しました。
「ちょっと話しかけられた」「インターホンが鳴った」というときに、いちいちスマホを操作しなくていいのは地味に快適です。
全面(3点)タッチセンサー
イヤホン全体がタッチセンサーになっているため、「どこを正確にタップすべきか」を気にしなくていいです。
ただその反面、誤作動しないために、タップ2回とタップ3回の両イヤホン4つ分にしか操作を割り振れないので、不便に感じる人は出るかもです。
私はデフォルトのままで設定中。

「SOUNDPEATS Clip1」のバッテリー

イヤホン単体で約8時間、充電ケースを合わせると最大40時間。
充電ケースで比較して、前モデル「SOUNDPEATS UU」の約30時間、「SOUNDPEATS CC」の約24時間を大幅に上回ります。
1泊2日の国内旅行なら充電を気にせず使えるレベルで、出張が多い人や旅行好きにも心強いバッテリー持ちです。
急速充電対応で、10分の充電で約2時間再生ができます。
朝起きてイヤホンの充電が切れていても、準備の間にちょっと充電するだけで通勤分以上はカバーできます。
忙しい日々のちょっとした充電の手間が少なくなるのは、ありがたい。
充電ケースのバッテリー残量はライトの色で変化。状態は説明書に記載がありました。


「SOUNDPEATS Clip1」の良かったところ・気になったところ

〇良かったところ
- 片耳5gの軽さで長時間でも耳が痛くなりにくい
- LDAC対応でイヤーカフイヤホンでも高音質
- DynamicEQ Pro で重低音が化ける
- Dolby Audio で映画やライブ映像の没入感UP
- アプリでいろんな音の設定が試せる
- 左右関係なく装着できる
- 装着検出(着脱で自動再生停止)が便利
- 最大40時間の長時間バッテリー
- 充電ケースもイヤホンもデザインがけっこう好き
△気になったところ
- LDACに設定すると併用できない機能がある(Dolby Audio、DynamicEQ Pro、マルチポイントなど)
- ケースからイヤホンを出したあとの再生までがやや不安定
- マルチポイント接続がやや不安定、自動で切り替わらない?
- PeatsAudioアプリとの接続が悪いときがある
- 充電ケースはツルツルしているので落としそう
SOUNDPEATS Clip1 vs UU vs CC イヤーカフ3モデル比較表
SOUNDPEATSのイヤーカフイヤホン、「Clip1」、「CC」、「UU」。それぞれ個性が違うので、比較表で参考にしてください。

| 比較項目 | SOUNDPEATS Clip1 | SOUNDPEATS UU | SOUNDPEATS CC |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2025年8月25日 | 2025年2月24日 | 2024年11月25日 |
| 参考価格(定価) | 9,980円 | 6,180円 | 7,580円 |
| カラー | ダークグレー / チタンブラック / ベージュ | ブラック / ホワイト / ベージュ / パープル | ブラック / ホワイト / ベージュ / パープル |
| ドライバー | 12mmデュアル磁気ダイナミックドライバー | 10.8mmデュアル磁気ダイナミックドライバー | 12mmデュアル磁気ダイナミックドライバー |
| Bluetoothバージョン | 5.4 | 5.4 | 5.4(新バージョン:6.0) |
| 対応コーデック | AAC / SBC / LDAC | AAC / SBC | AAC / SBC / LDAC(新バージョン) |
| ハイレゾ対応 | あり | なし | あり |
| Dolby Audio | あり | なし | なし |
| 連続再生(イヤホン) | 約8時間 | 約8時間 | 約6時間 |
| 連続再生(ケース) | 約40時間 | 約30時間 | 約24時間 |
| 急速充電 | 10分充電→約2時間 | 10分充電→約2時間 | 10分充電→約2時間 |
| 重量(片耳) | 約5g | 約4.75g | 約5g |
| 操作方式 | 全面タッチセンサー | 物理ボタン | タッチセンサー |
| 左右自動識別 | AutoSense™ | 左右の区別なし | 左右の区別なし |
| 装着検出 | あり | なし | なし |
| 防水性能 | IPX5 | IPX5 | IPX5 |
| マルチポイント接続 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 受賞歴 | VGP2025 SUMMER 金賞&コスパ大賞 | VGP2025 SUMMER 金賞 | VGP2025 SUMMER 金賞&コスパ大賞 |
「SOUNDPEATS Clip1」は音質や機能がアップグレードされた上位モデルです。
特に、Dolby Audio・AutoSense™・装着検出・約40時間バッテリーの4点は、「UU」や「CC」にはない新機能。
それぞれの価格差と機能差どう評価するかがポイントです。
「UU」の物理ボタンは誤操作が少なくストレスフリーで、「タッチセンサーが苦手」という人には「UU」が向いています。価格を抑えたい人にもおすすめ。
「SOUNDPEATS Clip1」はこんな使い方にぴったり
🏠
在宅ワーク・家事
周囲の音を聞きながらBGM感覚で。会話もそのままできる
🚶
通勤・運動
環境音も聞こえるから交通安全。メガネ・マスクOK
💻
リモート会議
長時間つけても耳が痛くなりくい。約8時間バッテリーで安心
🎬
映画・動画鑑賞
Dolby Audioで没入感UP。迫力のサウンドで楽しめる
✈️
旅行・出張
充電ケース込み約40時間バッテリーは新幹線や飛行機の往復でも余裕
🎧
ハイレゾ高音質
LDAC対応でAndroidユーザーはハイレゾ音源を高音質で体験
こんな人に特におすすめ
- ながら聴きで音質も妥協したくない人
- AndroidスマホでLDACによる高音質再生を試したい人
- 映画や音楽ライブをよく観る人(Dolby Audioの恩恵あり)
- 運動や在宅ワーク中に長時間つけっぱなしにする人
- バッテリー切れがイヤで充電を気にしがちな人
- メガネ+マスク着用で耳かけイヤホンを使っている人
- 左右間違えるのがストレスだった人
まとめ

結論:1万円以下のイヤーカフ型で「これひとつあれば十分」と思える完成度
「SOUNDPEATS Clip1」は、イヤーカフイヤホンが苦手な「音質」を解決してきた意欲作です。
LDAC対応でハイレゾ音質、Dolby Audioで立体感、DynamicEQ Proで重低音、AutoSense™の左右自動認識、最大約40時間の長時間バッテリー、マルチポイント接続etc…、これだけの機能が9,980円に詰まっています。
これまで安いイヤーカフ型を持っていた私は、買ったよかったと思えたアイテムでした。
特に、Dolby Audio・DynamicEQ Pro・マルチポイント機能は劇的な変化でした。
あえて「見送り」をするとしたら、音楽に完全没頭したい・外音をシャットアウトしたいという使い方の人。
その場合は通常のカナル型(耳を塞ぐタイプ)のイヤホンの方が向いています。
あくまで「SOUNDPEATS Clip1」の強みは「耳をふさがない解放感」が前提にあります。
逆に、周囲の音を聞きながら音楽も楽しみたいという”ながらタイプ”には、「SOUNDPEATS Clip1」はかなり有力な選択肢になるはずです。一度試してみてください。
「イヤーカフイヤホンの音質はそこそこ」という思い込みは、「SOUNDPEATS Clip1」が変えてくれると思います!
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