失敗しないルームランナーの選び方とは？自宅で始める快適トレーニング生活

ルームランナー選び

「運動不足を解消したいけれど、外に出るのはちょっと…」

そんなときに天候に左右されず、好きな時間に自宅で運動できるルームランナーは、トレーニングの味方ですよね。

いざ購入しようとすると「種類が多すぎて何を選べばいいのか分からない」「買ってから後悔したくない」という声も。

実際、ルームランナーは決して安い買い物ではないし、場所も取ります。

だからこそ、しっかりと選び方を知っておくことが大切なんです！

今回は、ルームランナー選びで絶対に押さえておきたいポイントを分かりやすく紹介していきます。

ルームランナーって何？トレッドミルとの違いは？

ルームランナーは、自宅で歩いたり走ったりできる室内用トレーニング機器のことです。

「トレッドミル」や「ランニングマシン」とも呼ばれていますが、基本的には同じものを指しています。

ちなみに、正式な名称は「トレッドミル（Treadmill）」なんです。

19世紀のイギリスで誕生して以来、フィットネスの世界では欠かせない存在になっています。

日本では1976年に「ルームランナー」という名称で初めて販売されて以来、この呼び名が定着しました。

動く歩行ベルトの上を歩いたり走ったりすることで、天候や時間帯を気にせず有酸素運動ができます。

テレビを見ながら、音楽を聴きながらといった「ながら運動」ができるのも、嬉しいポイントですね。

ルームランナーのメリットとデメリット

〇メリット

天候に左右されない運動環境

雨の日も雪の日も、猛暑日も関係なく、いつでもルームランナーでトレーニングができます。

「今日は天気が悪いから運動はやめておこう」という言い訳ができなくなりますね。(笑)

時間を有効活用できる

ジムに行く移動時間が不要で、思い立ったらすぐに運動開始。

どの時間帯でも、自分のペースで続けられます。

安全性が高い

車や自転車、人を気にする必要がなく、夜間の外出リスクも関係ありません。

女性やご高齢の方でも安心して運動できます。

データ管理が簡単

スピードや走行距離、消費カロリーなどが確認可能。

目標設定もしやすく、モチベーション維持につながります。

膝や関節への負担が軽い

クッション性のある走行面は、アスファルトの上を走るよりも関節への衝撃を和らげてくれます。

△デメリット

初期費用がかかる

機能や性能が良いルームランナーだと数万円から十数万円の費用が必要です。

毎月のジム会費と比べたら長期的にはお得になります。

設置スペースが必要

折りたたみ式のルームランナーでも、ある程度のスペース確保は必須です。

部屋が狭いと圧迫感があるかも。

騒音や振動の問題

マンションやアパートでは、モーター音や足音が気になる場合があります。

防音マットなどの対策が必要になることも想定しておきましょう。

メンテナンスが必要

定期的な点検や清掃、ベルトの調整など、機械ならではのお手入れが必要です。

単調になりがち

景色の変化がないため、飽きやすいと感じる人もいます。

音楽を聴きながら、動画を見ながらのトレーニングで変化を取り入れて楽しみましょう。

ルームランナー選びの重要ポイント

駆動方式を理解しよう

ルームランナーには大きく分けて「電動式」と「自走式」の2種類があります。

電動式

モーターがベルトを動かすタイプです。

一定速度を保ちやすく、初心者でも無理なく続けられます。

速度調整や傾斜機能など、機能が充実しているのが特徴。

価格は高めで、モーター音が気になる場合もあります。

自走式

自分の足の力でベルトを動かすタイプです。

電気代がかからず、軽量コンパクトで静かなのがメリット。

負荷はかかりやすいですが、長時間の本格的なランニングには向いていません。

ウォーキング中心の方におすすめです。

チェックすべき機能を一覧で確認

予算と相談しながら、優先させる機能を選びましょう。

チェック項目	推奨スペック	理由
走行面の広さ	奥行き100cm以上、幅38cm以上	歩幅を気にせず安全に走れる、狭いと踏み外しや転倒リスクが高まる
最高速度	時速6～12km	ウォーキングなら時速4～6km、ジョギングなら時速7km以上が目安
連続使用時間	60分以上	30分ほどだと物足りなくなる可能性がある
耐荷重	100kg以上	余裕を持った耐荷重がマシンの耐久性につながる
モーターパワー	1.5～2.5馬力以上	パワー不足だとスムーズに走れず、故障の原因にも
傾斜機能	2段階以上	負荷調整ができると運動効果が高まる
折りたたみ機能	あると便利	収納スペースの確保が楽になる
静音設計	必須（集合住宅などのアパートは特に）	騒音トラブル防止のため、特にアパートやマンションでは重要
安全機能	緊急停止キー付き	万が一の転倒時に自動停止する機能があると安心
表示機能	時間・距離・カロリー	モチベーション維持に役立つ基本機能
アプリ連携	連携対応	トレーニングメニューや運動記録が残せる

走行面の素材にも注目

クッション性の高い素材は、膝や腰への負担を大幅に軽減してくれます。

長時間のトレーニングをするなら、走行面の質にもこだわりたいところです。

滑りにくい素材であれば、安全性も向上します。

アプリ連携機能は必要？

Bluetooth接続でスマートフォンアプリと連携できるルームランナーも登場しています。

バーチャル画面を見ながら走ったり、他の人と競争したり、飽きずに続けられる工夫がされています。

アプリの内容はルームランナー機種によって差があるため、商品紹介やレビューなどで確認することをおすすめします。

購入前に必ずチェック！設置の確認ポイント

スペースの測定は余裕を持って

「実際に設置したら、思っていたより大きかった」ということもあります。

ルームランナーのサイズをしっかり確認して、設置場所の寸法を測りましょう。

前後左右に50cmほど余裕があると、乗り降りや掃除が楽になります。

床の耐荷重を確認

ルームランナー本体の重さと使用者の体重を合わせた総重量が、床の耐荷重を超えないか確認しましょう。

特に古い建物や2階以上に設置する場合は注意が必要です。

電源の位置

電動式の場合、コンセントの位置も重要です。

ルームランナーの置く場所を前もって考えておきましょう。

騒音対策

マンションやアパートでは、モーター音や足音による騒音トラブルに注意が必要です。

静音性に優れたモデルを選ぶことはもちろんですが、プラスで防音マットなどを使うことをおすすめします。

厚手のEVA樹脂やゴム製のマットを敷くことで、振動や音を軽減できます。

よくある失敗例と回避方法

失敗例1：価格だけで選んでしまった

「とにかく安いものを」と安易に選んだら、すぐに壊れてしまう可能性もあります。

極端に安いルームランナーは、モーターパワーが弱かったり、耐久性に問題があったりします。

▷回避方法

初期投資は必要経費と考えましょう。

長く使うことを考えれば、ある程度の予算は確保したいところです。

失敗例2：サイズ確認をしなかった

「折りたためば大丈夫」と思っていたら、折りたたんでも想像以上に場所を取ってしまった…というパターンです。

▷回避方法

収納時のサイズもしっかり確認しましょう。

実際に設置する場所にメジャーで測ってマーキングすると、イメージしやすくなります。

失敗例3：機能を使いこなせない

たくさん機能が付いているものを選んだけれど、結局使うのは基本機能だけ、ということもよくあります。

▷回避方法

ルームランナーで運動する目的や目標を設定しましょう。

ウォーキング中心なら、シンプルな機能で十分です。

本格的なトレーニングを考えているなら、傾斜機能やプログラム機能があると便利。

失敗例4：音を甘く見ていた

「静音設計」と書いてあったのに、実際に使ったらモーター音が気になった…というケースです。

▷回避方法

可能であれば、実物を見て動作音を確認するのがベスト。

口コミやレビューで「静音性」についての評価をチェックすることも大切です。

自宅周囲の環境も改めて見直してみましょう。

まとめ　あなたに合ったルームランナーを見つけよう

ルームランナー選びのポイントをおさらいします。

必ず確認したい基本項目

• 駆動方式（電動式or自走式）
• 走行面の広さ（奥行き100cm以上、幅38cm以上推奨/奥行110cm以上、幅40cm以上は理想）
• 連続使用時間（60分以上あると安心）
• 耐荷重（余裕を持ったスペックを選ぶ）
• 静音性（アパートなどの集合住宅では特に重要）

目的別の選び方

• ウォーキング中心：自走式or低価格の電動式でOK
• ジョギング・ランニング：時速7km以上出る電動式を選ぶ
• 本格トレーニング：傾斜機能やプログラム機能が充実したモデルを
• 省スペース重視：折りたたみ式、コンパクトモデルを

忘れずにチェックすること

• 設置スペースの確保（前後左右の余裕も含めて）
• 自分に必要な機能・性能
• 床の耐荷重
• 防音マットが必要かどうか、防音マット準備
• 保証内容とアフターサービス

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ルームランナーを購入すれば、長く付き合うトレーニングの相棒になります。

ルームランナー選びで後悔しないように、じっくり比較と検討をしてください。

そして、「毎日使いたくなる」と思えるような、お気に入りのルームランナーを見つけてくださいね。

健康的なトレーニング生活の第一歩、始めましょう！