製品画像出典:Amazon(Xiaomi Smart Band 10・HUAWEI Band 10)
スマートバンドを買いたいけれど、どれを選べばいいか悩んでいませんか?
「Xiaomi Smart Band 10」と「HUAWEI Band 10」は、どちらも1万円以下で購入できるコスパの良いモデルです。
「価格が似ているなら、どっちを選んでも同じなの?」と思うかもしれませんが、実は両機種には違いがあります。
この記事では、「Xiaomi Smart Band 10」と「HUAWEI Band 10」の実際のスペックをもとに、知りたいポイントを比較していきます。

価格で比較

まずは気になる価格から見ていきましょう。
Xiaomi Smart Band 10の価格(公式サイト参考)
- 通常モデル:6,280円
- Ceramic Edition:8,680円
- Glimmer Edition:11,980円

HUAWEI Band 10の価格(公式サイト参考)
- 通常モデル:6,800円
- Aluminum Edition:8,580円

どちらも6,000円台から購入できるため、価格の差はあまりありません。
ただし、Xiaomi Smart Band 10は通常モデルがHUAWEI Band 10より約500円安く、Xiaomi Smart Band 10 Glimmer Editionは若干高めという価格設定です。
※それぞれ割引されているタイミングで、価格差の変動があります。
「とにかく安く済ませたい」という方には通常モデル、「少し高級感が欲しい」という方には両機種の特別モデルもおすすめです。
ディスプレイの違い

スマートバンド選びで意外と重要なのが画面の見やすさです。
通知を確認するにも、運動データをチェックするにも、画面が見やすくないとストレスになりますよね。
Xiaomi Smart Band 10
- 1.72インチ有機EL(AMOLED)ディスプレイ
- ディスプレイ解像度:212×520
HUAWEI Band 10
- 1.47インチ有機EL(AMOLED)ディスプレイ
- ディスプレイ解像度:194×368
Xiaomi Smart Band 10の方が画面が大きく、「スマートバンドの画面が見えにくい」という方には、この差は大きいでしょう。
HUAWEI Band 10は画面サイズは小さめですが、その分コンパクトで装着感が軽いというメリットがあります。
画面の見やすさを重視するか、コンパクトさを重視するかで選択が分かれそうです。
バッテリー持続時間

スマートバンドを毎日充電するのは面倒ですよね。
バッテリー持続時間を比較してみましょう。
Xiaomi Smart Band 10
- バッテリー持続時間:約21日間(使用状況、設定による)
- 常時ONモード:あり
HUAWEI Band 10
- バッテリー持続時間:約14日間(使用状況、設定による)
- 常時ONモード:あり
Xiaomi Smart Band 10は最大で約3週間も持つという驚異的な持続時間です。
HUAWEI Band 10は最大で2週間と十分な持続時間ですが、比較するとXiaomi Smart Band 10の方が有利です。
ただし、使用状況や設定によって、バッテリー持続時間は変わってくるので注意が必要。
デザインと装着感

身に着けるアイテムなので、デザインは重要なポイントです。
ビジネスの場でも違和感なく着けられるか、カジュアルな服装にも合うかなど、気になりますよね。
Xiaomi Smart Band 10
- カラー:5色(ミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズ、パールホワイト、ラグジュアリーゴールド)※全モデル含む
- 本体重量:約15.9g(ストラップ除く)
- 厚さ:約1.09cm
- 素材:アルミニウム合金フレーム(ミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、ミスティックローズ、ラグジュアリーゴールド)・セラミックフレーム(パールホワイト)
HUAWEI Band 10
- カラー:7色(ブラック、ピンク、マットブラック、ホワイト、グリーン、ブルー、パープル)※全モデル含む
- 本体重量:約14~15g(ベルト含まず)
- 厚さ:約0.89cm
- 素材:繊維強化ポリマーケース(ブラック、ピンク)・アルミニウム合金ケース(マットブラック、ホワイト、グリーン、ブルー、パープル)
重量はほぼ同じですが、厚さはHUAWEI Band 10方が約0.2cm薄く、装着時の違和感が少ないでしょう。
Xiaomi Smart Band 10は上品なメタルボディ、多彩なストラップで「自分らしさや個性」を出せるのが魅力です。

面白いのはXiaomiの「パールチェーンペンダント」。
スマートバンドをネックレスとして着用できるアクセサリーで、「腕時計は苦手だけど健康管理はしたい」という方には新しい選択肢になるかもしれません。
※一部スポーツ機能は使えません。

スポーツ機能

運動習慣がある方、これから始めたい方にとって、スポーツ機能の充実度は重要です。
Xiaomi Smart Band 10
- 150種類以上のスポーツモード
- 9軸モーションセンサーとAIストローク認識技術により、ラップカウント精度96%
- 水中でのリアルタイム心拍数測定に対応
- 心拍数ブロードキャスト機能(サイクルスピードメーターなどのデバイスに送信可能)
- GPS非搭載
HUAWEI Band 10
- 100種類のワークアウトモード
- 9軸センサー搭載
- 水泳中のフォーム、ラップ数、距離などのデータ測定可能
- GPS非搭載
両機種ともに水泳中のデータ計測などは可能です。
Xiaomi Smart Band 10の強みは「水中でのリアルタイム心拍数測定」と「心拍数ブロードキャスト機能」です。
本格的に水泳をする方や、サイクリングでトレーニング機器と連携したい方には、Xiaomi Smart Band 10がおすすめです。
健康管理機能

睡眠の質や日々のストレスが気になってきますよね。
両機種とも基本的な健康管理機能は充実しています。
Xiaomi Smart Band 10
- 24時間心拍数モニタリング
- 24時間血中酸素モニタリング
- 24時間ストレスモニタリング
- 睡眠分析、睡眠改善計画(21日間プラン提案)
- 女性の健康管理
HUAWEI Band 10
- 24時間心拍数測定
- 血中酸素レベル
- ストレスレベル
- 情緒モニタリング
- 睡眠管理、睡眠中呼吸乱れ検知
HUAWEI Band 10の特徴的な機能が「情緒モニタリング」と「睡眠時呼吸乱れ検知」です。
心拍変動(HRV)からストレスレベルやリラックス状態を把握でき、メンタルヘルスに配慮されています。
また、睡眠時無呼吸症候群の兆候を検知できる可能性があるのも、健康意識の高い方には魅力的でしょう。
Xiaomi Smart Band 10は「睡眠改善計画」という21日間のプランで、睡眠習慣の改善をサポートします。
「データを見るだけじゃなくて、実際に改善したい」という方には、この機能が役立つかもしれません。
防水性能

Xiaomi Smart Band 10、HUAWEI Band 10ともに、5ATM(5気圧防水:水深50メートル)で、プールや海での使用に対応しています。
ただし、温水シャワーやサウナでの使用は推奨されていません。
これは防水性能というより、高温による電子機器へのダメージを避けるためです。
防水性能は永久的なものではなく、長年の使用により低下する可能性があるので、あまり過信はしないようにしましょう。
まとめ どちらもコスパが良いスマートバンド

これまでの比較を踏まえて、それぞれの特徴をまとめます。
Xiaomi Smart Band 10がおすすめの人
- 画面の見やすさを重視する
- バッテリー持続時間を最優先
- 本格的な水泳やサイクリングをする
- 特別モデルが気になる
- Xiaomiのスマートフォンを使っている

HUAWEI Band 10がおすすめの人
- できるだけ薄く軽いものが良い
- コンパクトなデザインが好み
- メンタルヘルスケアに関心がある
- 睡眠中の呼吸の状態がきになる
- 豊富なカラーバリエーションから選びたい

Xiaomi Smart Band 10とHUAWEI Band 10、どちらも1万円以下(一部除く)で購入できる優秀なスマートバンドです。
価格差が小さいだけに、「どちらでもいい」と思うかもしれませんが、実際には確かな違いがあります。
大画面と長時間バッテリー、本格的なスポーツ機能を求めるならXiaomi Smart Band 10。
薄型軽量でメンタルヘルスケア機能を重視するならHUAWEI Band 10。
どちらも基本的な性能と機能はしっかりしているので、特徴の違いで判断してくださいね。
スマートバンドは毎日身につけるものだからこそ、自分の生活スタイルに合ったものを見つけましょう!

